記事更新:2021/06/10
カフェをいずれは開業したいなと考えている人や、すでにその夢に向かって準備をしている人などもいるのではないでしょうか。
どんな商品をだそうかと、あれこれ試行錯誤しながら色々なレシピを自分流にアレンジしている人もいるはずです。
ただ、実際にはあれこれ準備したり、レシピを開発したり研究するだけで開業することはできるのでしょうか、それとも、経営するにはやはり何か勉強が必要なのでしょうか。
カフェの開業に関して、まずはしっかりと現実をみること、例えばお金に関することや、法律に関することをしっかりと勉強する必要があります。
たしかに、自分の思い通りに経営できればベストなのですが、世の中にたくさんあるカフェの中で生き残っていくためには、夢だけでなんとかなるというわけではありません。
しっかりと経営計画を立てること、そして、そのベースとなるお店のコンセプトを明らかにすることなどが必要となってきます。
どれくらいの原価率にするのか、さらにどれくらいの来店者数を期待しているのか、また立地や人件費などもしっかりと計算して行くことになります。
もちろん設備投資も必要となり、どれくらいの機材を利用するのか、さらにそれらのメンテナンス費用はどれくらいかかるのかなども計算しなければなりません。
さらに宣伝はどのように展開していくのかなどもしっかりと計算して考えていくことによって、現在のカフェ業界での生存競争に生き残ることができると言っても過言ではないでしょう。
また、開業資金としてはどれくらい用意する必要があるのか、自己資金はどれくらいあるのか、ローンはどのようにするのかなども考えなければなりません。
基本的に、カフェを経営するために必要なスキルは、独学でもある程度身につけることができるようにはなっています。
ただ、実際に店舗を開き、自分がオーナーとなっていく場合は、必ず食品衛生責任者の資格が必要となるので注意しましょう。
飲食店は誰でも開くことは可能なのですが、実は一つの店舗には必ず1人の食品衛生責任者の資格を持っている人をおかなければなりません。
もちろん、オーナーが絶対にその資格を持っていなければならないというわけではありませんが、やはり、自分のお店なのだからオーナーが資格取得しておくほうが良いでしょう。もし誰も資格を持っている人がそのお店にいない状態で開業してしまうと、法令違反となってしまうので注意が必要です。
では、この食品衛生責任者の資格ですが、どのようにすれば取得できるのでしょうか。
実は、各自治体で開催されている講義を受講するだけでその資格を取得できます。
講義は1日で終わるので、何日にもわたって講義に出席しなければならないというわけでもないし、非常に簡単だと言っても決して過言ではないでしょう。
それ以外に必要なのですがものとしては、やはりカフェで働くときに必要となってくる知識・技術を身につけておくということになります。
コーヒーをおいしくいれる方法や、接客マナー、あとは紅茶のいれ方や、パソコンのスキルなども必要となってくるので注意が必要です。
これらの知識・技術などはたしかに 独学でも身につけることができないというわけではありませんが、なかなか大変です。
独学でもある程度のスキルを身につけることは可能ですが、やはり自分だけでなんとかしようとするのはなかなか大変です。
そのため、本気で開業したいのであれば、学校やセミナーを利用するのも便利な方法だと言っても良いでしょう。
実際に学校やセミナーに通うと、カフェ経営に必要となってくるスキルを効率的に身につけることができるカリキュラムにしたがって学んでいくことができます。
つまり、修了するまでには、開業に必要となってくるスキルをしっかりと身につけることができるようになっているというわけです。
また、スキルやはり知識を身につけることができるだけでなく、業者などを紹介してくれたり、独立後もサポートを受けやすい体制となっています。
本気で開業を考えるなら、独学にこだわりすぎるのではなく、学校やセミナーを検討してみるというのもなかなかおすすめです。
カフェを開業したい場合は、何か特別な資格が必要というわけではないので、特別なことを勉強しなければ不可能というわけではありません。
しかし食品衛生責任者の資格があるほうがよく、さらに美味しいコーヒーのいれ方や、お金の計算なども必要となってきます。
あらかじめ必要な知識・技術を身につけることができるように、法律、料理、資金調達などに関して勉強しておくことは必要です。
勉強自体は独学でもできないわけではありませんが、なかなか1人で勉強していくのは大変な場合も少なくありません。そのため、独学だけにこだわるのではなく、学校やセミナーなどを利用して、そのカリキュラムにしたがって勉強していく方法も推奨されています。
※コラム内容はPNカフェ人の見解です。
所属する組織、及びこのサイトの公式見解ではありません。