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個人カフェ経営をするときの定休日や営業時間はどう決めればいい?
2021 9/29 update

カフェ経営ノウハウ 個人カフェ経営をするときの定休日や営業時間はどう決めればいい?

記事更新:2021/09/29

個人カフェ経営をするときの定休日や営業時間はどう決めればいい?

個人カフェを経営する際には、色々と決めなければいけないことがあります。

そのなかで悩んでしまいやすいのが、営業時間と定休日です。お客さんを集客して売上を得るためにも重要になってくる部分です。 今回は、個人カフェを経営する際の定休日や営業時間の決め方についてまとめてみました。

営業時間の決め方

カフェを経営する際に、営業時間はどのように決めれば良いのでしょうか。

■一般的な営業時間帯

飲食店でお客さんが多くなるとされている時間帯は大きくふたつあります。

まずは午前11時から午後14時ごろ、そして午後17時から20時前後です。

このふたつの時間帯は、どのような業態でも比較的集客しやすいと言えます。

しかし、店舗によってはランチまたはディナーしか営業しないということがあるでしょう。例えば、カフェの場合はランチの時間帯が集客のメインとなると言えます。

さらにカフェの場合、集客しやすい時間帯として朝の7時から8時前後もあげられます。この時間帯は、モーニングとして営業することになるのですが、出勤前にカフェに立ち寄るサラリーマンを集客できるのです。

特に、駅や幹線道路の近くで開業する場合、集客しやすいと言えます。

モーニングとランチ営業ができれば、より多くのお客さんに利用してもらえるでしょう。

カフェでも、ディナー営業をしている店舗もあります。

この場合、夜はお酒を提供するバーのようなスタイルに変えて営業しているお店も多いです。ただし酒類を提供する場合は、申請や免許が必要なケースもあるので該当する場合は注意しましょう。

■朝・昼・夜の時間帯別のお客様の特徴

カフェの場合、朝・昼・夜でお客様に特徴があります。

朝は、出勤前のサラリーマンやOLが多いです。

昼から夕方にかけては、平日であれば主婦やお年寄り、学生、休日だとファミリー層やカップルも利用することが増えます。

夜も営業するカフェなら、仕事帰りのサラリーマンやOL、学生が利用することが多いです。

時間帯によって様々なお客さんが利用していることが分かります。

カフェは老若男女問わず利用者が多いことから、営業時間に悩んでしまいやすいでしょう。そのためカフェを経営する時の営業時間は、お客様のニーズにあうように決めるのが良いです。

例えば、周辺には企業が多く住宅があまりない場合、モーニングからスタートし、19時ごろに閉店というスタイルが望ましいかもしれません。

企業が多いので、モーニングとランチを主として狙い、17時以降は仕事終わりの休憩に利用してもらうという感じです。

この間、ずっと営業しておかなければならないかというと、クローズの時間を設けても問題ありません。

お客さんが少なくなる時間帯が分かっているなら、その時間をスタッフの休憩時間兼、仕込みや仕入れの時間に使いましょう。

定休日の決め方

カフェの定休日を決める際は、立地やターゲットによって決めるのが良いです。

もし企業が多い場所に開業するなら、ターゲットになるのはサラリーマンやOLですね。

その場合、日曜日はお休みでも問題なさそうです。

日曜日はお休みの企業が多いため、サラリーマンやOLもお店に来ることが少ないからです。

反対に住宅街にある場合は、ファミリー層を集客しやすいです。

休日は営業している方が良いかもしれません。その場合は平日を定休日にしてみましょう。

平日のいつ休日にするか決められないという場合は、一度すべて営業してみて、お客さんが少なくなる曜日を検証してみるのも方法です。

一日のスケジュールを立てて考えてみよう

営業時間をなかなか決めることができないという場合、まずは1日のスケジュールを立ててみてください。

周りに企業が沢山ある場合や、住宅街など人がある程度いる場所であれば、決めやすいのですが、そうでない場合はなかなか決めにくいと思います。

仕入れから仕込み、そして営業、最後の片づけまで1日の流れを考えて、無理のない営業時間がどのようなものなのか考えてみてください。

また、季節によって営業時間を変える方法もあります。

標準の営業時間だけ決めておき、後はモーニングありの時期やディナーありの時期をつくるのです。

このようにすることで、お客さんがどの時間帯や曜日で多くなるのか調べていくことも可能です。

色々な時間の営業を試してみて、適切な営業時間を判断していくのが良いでしょう。

そして注意して欲しいのは、体力的に無理のない計画にするということです。

個人開業のカフェでは、オーナーの体調は常に万全である必要があります。

休みや休憩がなくなってしまうような計画は立てないようにしてください。美味しいお料理や飲み物、良いサービスを提供するためにも、体調管理は必要です。営業時間の長さと売上は比例しないので、長ければ良いというわけではありません。

まとめ

カフェの経営で定休日や営業時間をどのように決めるのか紹介しました。年中無休で営業しているカフェもありますが、体力的に無理が出ないように計画していきたいですね。立地条件やターゲットもしっかり決めて、営業時間や定休日に反映させてください。

※コラム内容はPNカフェ人の見解です。
所属する組織、及びこのサイトの公式見解ではありません。

著者
カフェ人
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