phoneお問合せ 社)日本フードベーカリー協会 03-6672-8751 (12:00~18:00)
オーブンについて
2020 1/24 update

カフェの主な厨房機器 オーブンについて

コンベクションオーブン

コンベクション(コンベクションとは対流の意味)オーブンとは、庫内にファンが備わっていて、内部に対流を起こし、熱を循環させることで、食材を短時間で均一に加熱できる。熱風で焼成するタイプのオーブンである。立ち上がりが早く、急速に低温での商品を焼く場合に適す。カフェに限らず、様々な飲食に導入されている。製菓製パン専門店では、上火、下火の設定がなく、生地に風を当て焼成する為、焼成の難易度が高まるために、アイテムの少ない小規模店や第2オーブンとして導入が多い。

スチームコンベクションオーブン

スチームコンベクションオーブン(スチコン)とは、コンベクションオーブン(ファンにより熱風を強制対流させるオーブン)に、蒸気発生装置を取り付け、熱風または蒸気をそれぞれ単独で利用して、「焼く」「蒸す」が可能である。また、同時に利用することで、「煮る」「炊く」「炒める」なども出来る多機能なオーブンである。摂氏100度を超えた過熱水蒸気は熱容量が大きいために熱の回りがよく、焼きムラも少なく、また湿度も高くなる為、食材の水分が失われず、表面が乾いて固くなってしまうこともない。特にカフェやレストランで注目されているオーブンである。ベーカリーでは天板等のサイズが小さいので、カフェ系の店舗での導入が主体である。

デッキオーブン

上火、下火の独自の設定が出来るため、焼成の幅が広い。業種問わず、焼き物では幅広い用途に対応する。同型のものは、ベーカリーやパティスリー等で導入されている為、本格的なパン屋スィーツにこだわるカフェ、ピザ等の焼成ではデッキオーブンを導入する場合も多い。下火の熱で生地が持ち上がり、上火の熱で焼き色などをつける。基本的には、オーブンは上火や下火からの間接的な「蓄熱」により焼成する。その蓄熱の形により、パンや洋菓子等の得意なものが若干変化する。また、最近は一枚差などの小型のデッキオーブンも開発されていることで、カフェ等での導入も目立つ。また、電気式のピザ専用の石窯もほぼ同様の構造の為、小型店では1段式のデッキオーブンを使用することが多い。

石窯

石窯(いしがま)とは、耐火性の煉瓦、コンクリート、岩石、粘土・磁器等で作られた空間で調理するオーブンのことである。カフェでは、ピザ用の石窯がイタリアン等で導入されている。ピザの石窯は、薪等を燃やしながら焼成するものや、電気やガス式のもの等多様化しているが、通常のデッキオーブンよりは高額なものが多いため、カフェでは、コンベクションオーブンやデッキオーブン等の導入が多い。

description関連記事

カフェの製造スキルが学びたい方や
カフェの調理ノウハウを知りたい方は
お気軽にお問い合わせください

カフェのフードやスィーツ、ドリンクの製造スキルを学びたい方、バリスタの資格やサービスライセンス等を取得されたい方等についてのご相談がある方は、カフェの専門スクールの私たちにご相談ください。
check_box
「第2の人生をサポートする」というコンセプトの日本最大級の社会人専門のカフェのスクール「リライブフードアカデミー」がしっかりサポートしていきます。
個人カフェなどの開業実績200店舗以上、バリスタ資格取得率がNO1の創業18年のフードアカデミーです。ドリンク、フード、スィーツの調理技術や経営ノウハウなどのカフェのすべてが学べるスクール。
Help

カフェ人どっとこむのご利用

各種お問合せ
サービスのご利用・開始方法や掲載内容、その他ご不明な点など、
何でもご相談ください。
新規登録特典
開業の手引書
プレゼント
phone 03-6672-8751 12:00~18:00