記事更新:2021/10/28
カフェブームから、自分のお店を持ちたいと感じている人もいるのではないでしょうか。
しかし、カフェを経営するには、様々な知識が必要です。
カフェが好きという気持ちだけでは簡単にできません。
では、カフェ経営をするためには、どのようなことをしなければいけないのでしょうか。
カフェ経営で必要な勉強についてまとめています。
カフェを開業したい場合、必ず必要になる資格があります。
それは「食品衛生責任者」です。
この資格は、カフェに限らず飲食店を開業する際に必ず必要です。
1店舗につき一人は在籍していなければいけませんので、カフェオーナーが取得しておく必要があります。
もし取得しないで開業してしまうと、法令違反となりますので注意しましょう。
食品衛生責任者の資格を取得するために、各自治体で開催されている講義を受講します。
1日の講義を受講すれば、食品衛生責任者の資格は保有できるので、それほど時間はかかりません。
受講料は、都道府県ごとに異なるので事前に確認しましょう。
開業できてもその後の経営状況が悪ければ、お店を続けることができなくなってしまいます。
カフェの経営をしていくためには、飲食店の業務経験があったほうが良いでしょう。
また、経営のための知識も必要です。
自分でメニューを提供するなら、調理スキルも身につけなければいけません。 カフェの経営では、特定の資格を取得していることよりも、独立して続けていくための幅広い知識とスキル、それなりの経験が必要と言えます。
カフェを開業するためには、資金が必要です。
開業準備のための資金、そして開業後の運転資金をしっかり用意しておかなければいけません。
資金が十分でないと、開業できても赤字が続いてしまうということにもなりかねません。
では、どれくらいの資金があれば良いのでしょうか。
カフェの開業では、店舗の費用、内装費用、コーヒーサーバーや食器などの費用、宣伝費用、開業届出費用、音響設備費用、人件費などがあります。
資金は多くて困るということはないので、用意できるだけ用意しておきましょう。
カフェ開業では、内装費用を抑えるなどして開業資金を抑えることは可能です。 また居抜き物件を利用して開業し、費用を抑えるというケースも増えているようです。こういった開業資金を抑える工夫もしながら、どれくらいのお金が必要になるかしっかりと資金計画を立ててください。
■開業資金の準備方法
開業資金としてまず思い浮かぶのは自己資金ですね。
開業のために貯金しているという人もいるでしょう。自己資金0円で開業できないわけではありませんが、その場合リスクが伴います。
できるだけ自己資金を用意してから開業するのが良いでしょう。自己資金だけでは限界が来てしまうことは事実なので、事業用の資金を金融機関や自治体の制度などを活用して準備するようにしましょう。
利用している金融機関に借りる方法として事業用ローンがあります。
借り入れのための相談も行なわれているので、まずは相談してみてください。
各金融機関によって対応が異なるので確認してみてください。
それから、地域の商工会議所や自治体の制度も利用できます。
新規事業者向けに貸付を行っていることがあり、これらは金融機関ほど審査が厳しくないので利用しやすいかもしれません。
自治体では様々な制度が用意されています。 条件を満たしていて審査に合格すれば、金融機関より有利な条件で事業資金を借りることが可能です。ただし、自治体によっては制度がない場合もありますのでまずは相談してみましょう。
カフェ経営に必要な知識を独学で身につけることが不安なら、専門学校やスクールに通うのがおすすめです。
専門学校やスクールでは、カフェ経営の基本からしっかり学べます。
カフェ経営は、実際にはじめてみなければ分からないことも多いです。そのためそれらの体験ができる専門学校やスクールは、スムーズに経営をしていくうえで必要なスキルが身につくと言えるでしょう。特に、カフェスクールでは、経験豊かな講師から直接経営術を教わることのできるので、カフェ経営で即戦力として役立つ知識を手に入れることができるでしょう。カフェスクールでは、経営に関する知識だけでなく、調理、カフェの空間づくり、接客術、経費削減のコツなども学べます。独立開業まで丁寧にサポートしてくれる専門学校やスクールだと安心です。 カフェ経営を始めるために必要なことをご紹介しました。カフェを経営する際は、様々な知識が必要です。独学で勉強していくとなると時間もかかってしまうので、専門学校やスクールを上手に活用したいですね。
※コラム内容はPNカフェ人の見解です。
所属する組織、及びこのサイトの公式見解ではありません。