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開業に向けたお金の流れをまとめよう
2020 11/10 update

カフェ開業ノウハウ 開業に向けたお金の流れをまとめよう

記事更新:2021/06/10

誰もがほっとくつろげるような理想のカフェをオープンさせるためにも、カフェ経営の最初に必要なのはどのようなカフェにしたいかを決めることです。
具体的に掘り下げてイメージを膨らませることで、経費には一体いくらくらい必要になるか、資金調達の費用ややり方も見えてきます。

カフェのイメージを明確に決めておく

多くの人が利用をすることになるカフェを開くなら、開業資金を調達する必要がありますが、およそ500万円から600万円が相場です。
これは一般的な数字ですから、オーナーの希望するコンセプトだとか、広さなどの規模により変動をします。
費用をできるだけ抑えるなら、設備を新しく導入する必要のない、居ぬき物件を狙うのもひとつです。
これまでその物件では、何かしらの飲食店をやっていたなら、すでに業務用の調理設備も準備がされているため、費用は300万円くらいでもOKなことがあります。
オープンしてから日々使用をする機器類は、新品ではなく中古品を見繕いすべて揃えると、初期費用をかなり抑えることができますし、自治体でおこなっている補助金を利用するのもひとつです。
インテリアや家具にもこだわりが強く、尚且つ一般的にも好立地の場所を選ぶとなると、1000万円を超えることもあります。
地方の田舎街でカフェを経営するのと、大都市で開店させるのとでは、かかる金額も大きく変わることも念頭に入れておきましょう。
店自体の規模をどれくらいにするのか、コンセプトはどのような方向かなど、はっきりとイメージを決めておくと、予算オーバーで慌てることにもなりません。
カフェはどこに開店をさせるのか、スタッフは雇用するか迄考えることで、大まかな必要金額が出てくるはずです。

■ 必要資金を調達する手段は?

飲食店を開店させるにはあらかじめまとまったお金が必要ですが、カフェ経営のための資金調達手段にはいくつかの方法があります。
カフェをはじめとした飲食店に特化している、今注目のクラウドファンディングのサービスを利用するのもひとつです。支援してくれる人をインターネットを通じて集めますが、マーケティングのプロは運営側にはいますから受けられる意見なども適切なものとなります。個人の投資家からなら、もっとダイレクトに支援を受けることができますが、これはエンジェル投資家と呼ばれる人達のことです。
エンジェル投資家が支援をしてくれる場合だと、その金額は500万円から2000万円ほど、融資金額としては少額ではあるものの助けてくれるのは助かります。
王道ともなる金融機関を利用することもできますが、審査はそれなりに厳しいです。
しかし厳しい審査を通過した暁には、受けられる融資金額も大きいのは魅力になります。
とてもシンプルな手段として、家族など身内からお金を借りることもひとつであり、身内の場合は金融機関のように利子が発生をしません。
大きなメリットであり、身内だけに応援をしてくれる気持ちも強いです。
必ず返済をするというやる気もわいてきますし、期待に応えることもやりがいにつながります。
銀行やその他の消費者金融機関、身内などさまざまなところから、カフェ開業のための資金調達をする手段はあるため、最終的に最も自分たちにとって良いところにお願いするのがベストです。

開店経営に向けて何にお金かを把握しておこう

カフェ経営を始めるにあたり経費を理解しておく必要があり、最も大切になるのは人を雇うための人件費、そして飲食を提供するための材料費です。
一口に経費と言いますが、細かく分けると人件費に場所を借りるなら家賃、食事を出すための材料費に人件費が必要になります。
お店で調理をしたり接客をする従業員にかかるのが人件費であり、社会保険料なども含んでの数字です。
材料を仕入れるのは材料費も必須であり、材料費は客単価が上がる程大きくなっていきます。
1人でくつろぐにも良く、数人で訪れるにも好ましいカフェを経営するには、必要な資金の内訳も多いです。
店舗を借りるための家賃をはじめ、美味しいコーヒーを入れたり食事を出すための調理設備、コンセプトに見合った店内づくりも欠かせません。
イメージ通りの家具や食器類、照明器具に宣伝費用もかかります。
人気を集めるようなメニューを開発する費用もかかりますし、働くスタッフのための人件費も必須です。
最もお金がかかるのは店舗の内装と外装など、これが最初にかかるポイントになります。
開業するまでの流れとしては、まずはコンセプトを決定すること、書けられる予算はいくらか決めてお店を出す場所も決めることです。
そのうえで資金を賢く調達して、従業員の募集とメニューを決めること、店舗の雰囲気づくりをして開店の告知、そのうえで待ちに待った開店の流れになります。

■まとめ■

夢のカフェ経営を目指しての資金調達の方法としては、銀行からの融資を受けるパターンはとても多いです。他にも投資家などから融資を受けるやり方や、家族などからお金を借りる方法もあります。
賃貸物件を借りる際には敷金や礼金も必要になりますし、雑貨類やコーヒーメーカーなど機器をそろえたり、工事をして内装を変えることもありますが、必ず適した資金調達方法はあるはずです。

※コラム内容はPNカフェ人の見解です。
所属する組織、及びこのサイトの公式見解ではありません。

著者
カフェ人
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