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カフェ開業に必要な設備や備品は?
2022 1/26 update

カフェ開業ノウハウ カフェ開業に必要な設備や備品は?

記事更新:2022/01/26

カフェを開業するためには、どのような設備や備品、道具が必要なのでしょうか。

カフェを開業するにあたり、保健所から設置が義務付けられているものもあります。

ここでは、どのような設備や備品、道具が必要なのかまとめていきます。

カフェ開業に必要な設備や備品は?

カフェを開業するためには、どのような設備や備品、道具が必要なのでしょうか。

カフェを開業するにあたり、保健所から設置が義務付けられているものもあります。

ここでは、どのような設備や備品、道具が必要なのかまとめていきます。

■整えておくべき設備

カフェの開業にあたり、保健所の規定で整えておく必要がある設備が沢山あります。

■扉

カフェは、保健所の規定でキッチンとホールをしっかりと分けなければいけないとされています。

そのため、境目となる場所は仕切りになるスイング扉などが必要です。

■シンク

シンクは槽の数が2つ以上あることが保健所の規定として挙げられています。

1つの槽の大きさは幅45cm、奥行36cm、深さ18cm以上となっているので、この点も注意しなければいけません。

■給湯器

保健所の規定でお湯が出せることが必須とされていて必要となります。

■手洗い場

手洗い場は、シンクとは別に用意する必要があります。

サイズは保健所の規定で幅36cm、奥行28cm以上です。

殺菌消毒できる消毒剤も必要です。

■作業スペース

調理するスペースや調理器具を置くスペースとして作業台も必要になってきます。 作業台は作業しやすい高さを選びましょう。

■冷蔵庫や冷凍庫

冷蔵庫や冷凍庫は、保健所の規定で温度計をつけなければいけません。

ドリンクをメインにしているお店であれば、製氷機もついているほうが便利でしょう。

■ガスレンジやガステーブル

お店のメニューに合わせて最適なものを選んでください。

購入する前に、お店で使えるガスの種類を確認してください。

■食器棚

食器棚は、扉付きと規定があります。

調理器具を収納する場所も扉がついていなければいけません。

■コーヒーメーカー

カフェでは必要な設備と言えるでしょう。

コーヒーメーカーは色々な種類がありますが、操作しやすくお手入れしやすいものを選んでください。

■換気扇

保健所で設置が義務付けられています。

シャッターのついているタイプにしてください。

■トイレ

テイクアウト専門の店では無い場合、トイレが必要です。

トイレ用の手洗い場も必要となります。

■照明

東京の場合は、照明が50ルクス以上の明るさと決められています。

全国共通の規定ではありませんが、各地域の規定は確認しましょう。

■冷暖房設備

快適に過ごしてもらうために欠かせない設備と言えるでしょう。

業務用の冷暖房がおすすめです。

■防犯設備

カフェでは防犯カメラもあったほうが安心です。

■音響設備

カフェの店内では、BGMを流すことが多いです。

お店の雰囲気づくりにも役立ちますね。

そのような場合、スピーカーやアンプ、プレイヤ―といった音響設備が必要になります。

■整えておくべき備品

カフェの開業にあたり、必ず必要となる備品、道具をまとめておきます。

■調理道具

どのようなメニューを提供するのかで必要となる調理器具は変わります。

鍋やフライパン、包丁、まな板、ミキサーなどを用意しておきましょう。

長く使うことができて、耐久性に優れているものを選んでください。

■食器

食器を選ぶ際は、お店のコンセプトや雰囲気に合わせて探してください。

飲食店では、食器が割れてしまうことも多いので、割れにくい素材のものやあまり高価ではないものにしたほうが良いでしょう。

数は、席数の1.5~2倍くらいあると混雑した際も洗い物が間に合わないということがなく安心です。

■テーブルやイス

サイズやデザインなどお店のコンセプトに合わせて選びましょう。

■会計機器

レジスターを導入しているお店が多いですが、タブレットなどを利用したり、手動で会計を行っているお店もあります。

利用しやすい方法を導入しましょう。

■電話機

お店にはお客さまから予約や問い合わせの連絡が入ることもあります。

電話機は子機がついているほうが便利でしょう。

必要に応じてファックスもつけてください。

■パソコン

売上管理、在庫確認、予約受付など様々なことで使用します。

水や油が入らないように作られている飲食店用のパソコンを選ぶと安心です。

カフェを開業に必要な許可申請のおさらい

カフェ開業の際には、飲食店営業許可申請の届出が必要です。

衛生法上、保健所に提出しなければいけないため、カフェの工事が完了する2週間前を目安に申請するようにしましょう。

さらに、新たに独立開業するなら開業等届出書も必要です。

管轄の税務署に提出してください。

開業届はカフェの事業開始から1ヶ月以内の提出が必要なので、できるだけ早めに提出してください。

パンや菓子を提供する場合は、菓子製造業許可申請も必要となります。 該当する場合は、これに伴って厨房も菓子製造業専用の構造にしなければいけません。

カフェ開業の流れをおさらい

カフェを開業する際は、コンセプトを決めて開業計画を立てる、資金調達する、資格取得と届出申請を行う、物件選びと内装を決める、提供メニューを決める、販促活動と営業準備をするという流れになります。

■資金調達について

開業資金は、できるだけ自己資金を用意できているほうが良いですが、足りない分は融資を受けることができます。

ただし融資を受けると返済が必要となるので、できるだけ開業資金を抑える方向を検討しましょう。

資金調達では、政府系金融機関や地方自治体から融資を受けることができます。

消費者金融から借り入れをする方法もありますが、金利が高くなってしまうので注意しましょう。

また家族や親戚、知人、友人などから借りるという方法もありますが、返済できない場合に迷惑をかけてしまうことがあります。

信頼関係が崩れる可能性もありますので、しっかり話し合いをして借りましょう。 書面を作成しておくと安心です。

物件と内装について

資金調達ができたら、お店作りです。

物件を選び、内装や備品の準備をしていきます。

物件選びでは、コンセプトに合わせて物件を選ぶだけでなく、立地や周辺環境も重要です。

物件と合わせて、内装や備品も選んでいきましょう。

備品選びでは、チェックリストを作り漏れがないようにしてください。

まとめ

カフェ開業に必要な設備や備品、道具を紹介しました。

お店の規模やコンセプトなどで変わってくる部分もあるので、しっかり計画してくださいね。

※コラム内容はPNカフェ人の見解です。
所属する組織、及びこのサイトの公式見解ではありません。

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