2021 7/19

カフェ開業ノウハウ個人カフェを開業したい！コンセプトはどう決めていくべき？

記事更新：2021/07/19

カフェを開業する際に成功させようと考えるのであれば、コンセプトを決めることがポイントになってきます。

もちろんカフェ経営をするためにコンセプトが必ずしも必要というわけではありませんが、決めておいたほうがメリットがありうまくいきやすいことは確かです。

カフェの方向性や強みや特徴をはっきりさせることができ、スムーズに開業したり経営もうまくいきやすくなります。一般的なカフェもありますが、売りや強みをよりはっきりさせることができるのがドッグカフェやブックカフェといった、一つの分野に特化したカフェではないでしょうか。最初に決めておくことのメリットや、決める方法を知っておくことが大切です。

コンセプトやターゲットを最初に決めておく理由【5W2H】について

コンセプトを決めておくことにより、自分のお店の方向性や強みや特徴を明確にしていくことができます。

一口にカフェといってもあらゆるスタイルがあるので、あらかじめある程度は決めておかないと方向性が分からなくなりまとまりのないカフェになってしまいかねません。

どのような層をターゲットにするのかはっきりさせることで、よりニーズに合うお店を作り上げていくことにつながります。

自らのカフェに対する考えを明確にすることは、成功につながることは間違いないのではないでしょうか。

ある程度決めておくことにより、途中で方向性を見失ってしまうことがなくなるので経営が失敗してしまうというリスクの軽減にもつながります。

今の時代は数多くのカフェが存在しており、お客さん側が選ぶことが当たり前となっています。

どんなカフェの雰囲気が好きなのかや、どんなコンセプトがあるのかでお店を選ぶ人が多いからこそターゲットとなる層を明確にしておくと、足を運んでもらえるきっかけにもつながります。

決めておくことによるメリットが多々あるからこそ、開業する前にしっかりと考えをねり目的を明確にしておくように心がけましょう。

カフェのコンセプトを考えていく中で、一般的なカフェではなく独特のタイプにしようと考える人も多いのではないでしょうか。

近年人気を高めているのが、ドッグカフェやブックカフェです。

こちらを参考に考えてみましょう。

ドッグカフェを経営したい

ペットの存在が身近であり家族の一員と考える人が増えている今の時代だからこそ、

犬と触れ合えたり愛犬と一緒に足を運べるなど、犬好きが集まるドッグカフェは人気となっています。

しかしドッグカフェは年々数を増やしているので成功させるためにはコンセプトが必須であり、他にはない強みを持たせるようにしましょう。

ペットと一緒に利用できる席があるというのはもちろんのこと、愛犬が喜ぶ健康にも良い犬用のメニューがあるなど足を運びたいと思わせる内容になっていることが大切です。

ドッグカフェをオープンさせるためには、食品衛生責任者の資格が必須となってきます。

またコンセプトによって必要な資格や届け出も変わってきます。

自分の愛犬を看板犬にする場合には動物取扱責任者の資格が必要になるということも、頭においておきましょう。

ブックカフェを経営したい

ブックカフェの場合には本屋とカフェが一緒になっていることが多いですが、中には閲覧のみで購入はできないというスタイルもあります。

基本的には落ち着いた雰囲気で本を読むことをコンセプトにすることが多く、あまり飲食物のメニューは多くないケースが多いのではないでしょうか。

ドッグカフェもブックカフェも開業するためには飲食店営業か喫茶営業が必要になるので、どちらかの営業許可をとっても必要があります。どちらの営業許可がふさわしいのかは、提供するメニューやアルコール提供の有無により異なるので、自治体に問い合わせてみることをおすすめします。

ターゲット層を決めることが大切になる

利用する人の生活スタイルや通ってもらえるような居心地の良い空間、

そして単価や営業時間だったりメニューなど、コンセプトを決めるときにはまずターゲットとなる層の設定をするべきです。

ターゲット層に合わせた設定をすることが成功への近道となるのではないでしょうか。

どのようなカフェにして何を売りにしたいのかや、提供したいメニューは何かを設定することにより出店に適したエリアや外装や内装を決めていくことができるようになります。

カフェを利用する人のニーズに合ったものにしないと、経営を軌道に乗せることは困難ということは確かです。

ニーズに合うカフェにするためには、利用する人の立場に立って考えることがポイントとなってきます。こだわりだったり独自性を持つことにより、ここでしか味わえない料理やドリンク、雰囲気を求めて足を運んでくれる人を増やすことができます。初めてのカフェに足を運ぶとなれば、何らかの来店動機が必要になってくるので惹かれるポイントを作り出すことが必須となってきます。